小説パパ スピンオフ企画第7弾 石川珠美

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石川ですぅ。9月から社長室に配属になりましたぁ。アパレルの現場から根性だけで本社入りして今回社長室に配属となりましたぁ。頑張った甲斐がありましたぁ。

社長室での1日目の仕事はトラック屋にカマシとブッコミに行く事でした。午前中から社長の迫力には圧倒されてましたが、黒いクラウンに乗って、トラック屋に行った時の態度がすごく怖いんです。

おいてめぇ舐めてんのか?俺が塗装代が払えないとでも思っているのか?と言って現金で400万円も払ってました。ソファじゃ無くてテーブルにドカッと腰を下ろし灰皿の無い処でタバコを吸っていました。領収証を貰うと直ぐに本社に戻り、安部先輩と2人でけらけら笑ってました。

社長は私のデビュー戦だと言って笑っていました。何でも商談に行ったのではなく命令を聞かせに行ったのだと言ってました。これがブッコミです。デカい態度で相手に命令を聞かせるのが、カマシのブッコミです。10倍デカい態度で相手に命令するのがデカピンのカマシのブッコミです。安部先輩は帰りの車の中でけらけら笑ってますが、私は未だ怖くて笑えません。

でも食らい付いてでも社長室の仕事を覚えます。毎日想像も出来ない事ばかりおきますが、社長もすぐ慣れるよと言ってくれてますし、最近安部先輩の仕事を少し分けて貰いました。

もう直ぐオープンする高級御握り屋の店長がまだ決まって無いようで、如何しても良い人がいなければ、私が任される事になっています。次の店長が決まるまで私は人を育てて次の店長をこさえます。アパレルで店長をやってましたからそれがお握りに変わるだけです。

社長に褒められて社長の御家のご飯をご馳走になるのが一番の楽しみです。セレブのウチのご飯は本当に美味しいです。この間はキンメダイを出して貰ったので、セレブだわ、セレブだわ、と言ったら魚位でみみっちい事を言うんじゃねぇと叱られました。でもキンメダイが一人1匹出るんですよぉブッコミのセレブじゃないですか。

最近オマエもっと本を読めと社長に言われました。どんな本を読んだらいいか今度安部先輩に聞いて見なくちゃ。

だって私は社長室の人間ですから。

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