魅惑のとんかつ屋さん

食べ物
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本格的投稿の第一弾として俺はとんかつ屋さんについて最初から書こうと思っていた。その最大の理由は短期間の来日者が一度も食べないで帰国してしまうことが多いからだ。

あーもったいない。どうして日本に来てとんかつ屋さんに行かない?それは事前に知らなかったからだろう。だからこの記事を読んだ日本の人達よ、是非一度外国からのお客さんにとんかつ屋さんを体験させてあげて欲しい。

ではそもそもとんかつとは何か?それはある程度の厚みを持った豚ロース肉もしくはヒレ肉に塩コショウをした上で小麦粉、卵、パン粉で衣を作り、それを大きな油鍋(現在ではフライヤーを使うところが多い)で低温でじっくりと揚げフライにした物で日本ではあまりにもポピュラー過ぎてゲストに紹介しない例が多い。

こんな感じだ。

俺の記憶では今のスタイルになったのは銀座の煉瓦亭だと思っていて、ウィキペディアで見てみたらやはりそうなっていたが、諸説あって正解は良く分からない。

とんかつはとんかつ屋さんだけでなく、スーパーマーケット、コンビニ弁当、お弁当専門店、洋食屋、大衆食堂と日本中の至る所で食べれるのだが、愛知地方では独自の味噌をつけて食べるのでこれは別物とお考え頂きたい。好みが分かれるからで、俺はあまり好きではない。

今回はとんかつ屋さんの記事なのでとんかつ屋さんの定食について各パーツについても紹介する。もっともベーシックなロース定食をモデルとするが先ず頼むと何がついてくるかの説明も必要だな。

ロースかつ、キャベツの千切り、ご飯、お味噌汁、おしんこ。

〇ロースかつ おおむねの事は上記に書いたのだが、写真を見てもらうと皿に直接乗せないで金網に乗っているのが見て取れる。最近はこのやり方で提供している店が多いのだが、金網に乗せることで皿に接する面の衣がつぶれないというお店側の配慮である。

とんかつの最大の魅力はサクサクの衣とジューシーな肉のコラボである。これにお店独自のとんかつソースとからしを付けて食べるのである。とんかつソース未体験の方にはかなりの衝撃を与えるだろう。今では海外に輸出もしていて大都市では手に入ると聞く。アメリカにおけるヨシダのソースもジャンル的にはこのとんかつソースに近い。からしも日本的でユーロ圏のマスタードの様に酸っぱくはない。北米圏のマスタードの様に薄くはない。適量付けることをお勧めする。付け過ぎると肉、衣、とんかつソースの風味を損なう。

〇キャベツの千切り これは必ず付いてくる。日本のキャベツは農家の努力によって柔らかく甘みがある。生で食す事を大前提にして生産しているので何処かの大国の様に大量の農薬をぶっこむ事は出来ない。政府もさせない。このキャベツをまるで糸のように薄く切って出してくる。千切りと日本では言うのだが、家庭の主婦には真似ができないくらい薄い。今では専用の機械をかっぱ橋商店街、東急ハンズ、100円ショップ等で購入する事も出来る。

俺が子供の頃はこのキャベツの千切りもとんかつソースで食すのが一般的だったのだが、今ではお店によっては専用のドレッシングを用意してあることも多いのでお好みに合わせてお使いください。

〇ご飯 これがまずいとんかつ屋はほとんどない。というか存在してもらってはいけない。お米は以前は魚沼産こしひかりが最上級だとの説がまかり通っていたし、俺もそうだと信じていた時期があるのだが、そこは日本人どの地方も研究を怠らなかった為、現在はどの産地でも相当おいしいお米がある。お店によって使うお米は異なるがまずいということはあり得ない。尚おかわりと言う文化があり、ご飯をなんどか追加する事が出来るし、平均的日本人の成人男子なら一回か、二回はおかわりをする。

〇お味噌汁 必ずついてくる味噌のスープなのだが、理想はしじみ汁である。脂肪分を分解する成分やアミノ酸が取れるからでものすごく小さな貝がいっぱい入るが貝は食べない。あくまでもエキスが好まれるので日本人でもしじみを食べる事は少ない。次に好まれるのがトン汁でこれは豚肉の入った味噌汁の事なのだが、とんかつ屋さんのトン汁はあまり野菜が入っていないことが多い。もちろん普通のお味噌汁を出してくる店もあるがそれはお店の経営方針なので仕方がない。

〇おしんこ 日本版のピクルスの事である。箸休め的要素を持ち、お店ごとに異なる。醤油をかける日本人もいるが基本的に味はついているのでそもまま食べても全然構わない。いずれにせよ欧米的すっぱさは無いのでまずはそのまま食べる事をお勧めする。現代の日本人ではこのおしんこを好まない方も多いのだが、俺的には嘆かわしく思う。とんかつ屋さんに限った事ではないのだが、総じておしんこのおいしい店は何を頼んでも必ずおいしい。大事なキーポイントなのでこの際参考として頂きたい。

さて大体の事はご理解頂けたかと思うのだが、とんかつ屋さんには他にもロースの更に上質の上ロース定食や、脂身の少ないヒレカツ定食(年配者や女性に人気)、ミックスフライ定食(海老、ホタテ、メンチカツやカニクリームコロッケ等組み合わせは店ごとに変わる。)等が有るのでどんどん試して貰いたいが、時間的に一度しか食べられないのならロースかつ定食をお勧めする。

とんかつ屋さんはどの町にも必ずあるが価格帯もまちまちで千円未満で食べれる所も多いのだが、千円から二千円の価格帯のお店の方が肉が圧倒的に美味しい。

お店によってはキャベツ、ご飯、お味噌汁食べ放題の所もあるのだが、肝心なお肉にかける原価が安くては美味いとは言い切れない。ただビジネスランチとしてお店でサービスしている所もあるのでこの辺の判断は難しい。各種ガイドを参考として頂きたい。

ただ、忙しい日本人が行列に並んでまで食べたいという所はそれなりの理由が必ずあるので目安にはなると考えて頂いてもいいと思う。

また日本にはかつ丼というのもあるのだが、かつ丼の主戦場は蕎麦屋なので蕎麦の話をする時に書こうと思っている。

日本のとんかつを熱く語るサイトは無いかと検索してみたのだが、検索上位はみんなチェーン店なので探せなかったし、勝手にリンクも貼れない。

食べログやミシュランのガイドブックやYouTube等を参考にしてとんかつ屋さんを満喫して下さい。とんかつ屋さん未体験で帰国するのはもったいないと思うのです。結構一生懸命書きました。応援してください。

ではhave a nice trip!

柴田満月

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